1日目

教育実習1日目。病院チックな名前の高校にやってまいりましたよ!初日からいきなり3連続で授業を任されるというファインプレーをこなしてみました!ものすごく緊張したんですが、まあそれなりに。ただ担当のI先生、実習生が困ったり変かなっておもったりしたらちょっとで良いから手を貸してあげて下さい。おいっ、つまんなそうに窓の外見るな!



2,3時間目は2年生の数B。今は数列は数Bに含まれるんですね。2年生は学校生活にも慣れているため、私語が多い分実習生に対してもフレンドリーで楽しかったです。納得すると「なるほど〜」ってお互いに言い合ったり、分からなければ質問したり、俺の教え方にダメだししたり。ただハイレベルクラスなので、質問も結構鋭い。的確にこちらが準備していない点をついてきます。その上執拗熱心です。


「先生、それはどうしてそうなるんですか?」
「(うっ)これはね、これこれこうなんだよ」
「だから、それはどうしてですか?」
「(しつこい・・・!)これはね、この形を目指しているから、この変形を行うと便利でしょ」
「この変形ってどれですか?」
(ばーんなっこー!!)だからね・・・」


俺の説明が悪いのはあからさまなんですが、いかんせん緊張している上に経験不足。先生、助けて。隣の生徒と世間話してる場合じゃないよ。



4時間目は1年生の数Ⅰ。こちらは初めて関数という概念を学ぶところ。お互い入学してから間もないため、それほど親しくなっていないご様子。2年生と違い静かなんですが、生徒からのリアクションが全くないのでこれはこれで非常にやりにくい。なんだか重い空気の中淡々と授業を進めるんですが、終盤でなんか教室がざわざわっと。なんでかっていうと、俺の字が読めなかったらしいです。「の」が明らかにただの「○」。


「せんせー、字が汚いよー」
「ごめんごめん。ユーキャンとか通信教育でもしとけばよかったかな」
「あはは。ユーキャンに黒板字はないよー」
「それもそうだねー」


なんてちょっと場が和んだのがうれしかったです。


「うーん、やっぱり字はきれいに書けないとまずいよね」
「そうだな!がんばれよユーキャン!」


誰がユーキャンだ!ちょっとI先生!何とかいってやってください!あれ?


いなーーい!!


こんな感じで楽しくやって行けそうです。