ブラウン管越しの個人授業

こんなん行って来ました。


http://www-mtlab.human.waseda.ac.jp/sympo07/gaiyou.html


さすがは早稲田お金持ち。懇親会は参加費無料。しかもホテル。りっちーぃ。報告会という性格上、技術的な話はほとんどなく、教育概念や教師・学生間のコミュニケーションの取り方などが主な内容でした。わかってはいたけど物足りない気持ちは否めない。あと、堅実でスタンダードで人間主導なので、メンタがしっかりできれば素晴らしいシステムだとは確かに思うのですが、逆にメンタの質が下がるとどうなっちゃうのかなってとこはありました。学生数が少ないことによるデータ数の少なさ、アンケート項目とその評価、稼働しているシステムのユーザビリティ、今後の技術的課題、そして何より新規性といった点も今日の気になるところでした。
すいません。重箱の隅ばっかりです。良い結果ばかりのように見えてうらやましかったんです。


実際に行ってびっくりしたのは、コメンテーターとして紹介された通信教育課程在学生の中に現職の漫画家の方がいたこと。しかもちょっと知ってるマンガを書いてる人でした。「ゲームセンターあらし」。この人は話が面白かった。やっぱりクリエイティブな仕事をしてる人は、ひとを楽しませる方法をよく知っていると思う。しかもこの通信課程を受けた理由の一つが「大学講師の依頼が来たけど、マンガの教え方はもっと体系的にやってもいいんじゃないか」みたいなことらしい。よく覚えてないけど。でも良いこと言ってるなぁって思ったのは確か。こういう人こそ教育に携わっていて欲しい。