メガビは大人買い

夢がありますねー。


電脳コイル|磯光雄監督作品


情報業界に生きる者としては、色々と世界観に思うところもありますが、それを差し引いても面白いと思いますね。フツウの子供がお小遣いとイタズラ技術を駆使してサイバー世界で対決する。しかも武器?は駄菓子屋で購入。
身銭を切って友人とのコミュニケーション手段を手に入れるってのは、なんかいい。子供にとってはケンカもコミュニケーションの一環ですし。どーんとでかいものを買うのもいいけど、子供だからこそ、こじんまりしたもので最大限の楽しみ方を開発できるような気がする。


ただやっぱり、メガネをはずすと電脳世界が全く見えなくなってしまうのはネックでしょう。端から見たら「あの子何やってるのかしら」ってなること必至。メガネビーム打つとこなんか、バリバリ決めポーズだし。普及率がどんなに高くても、その辺はどうしようもないです。メガネしてない人からすると、何やってるかわからないから不安にもなるし。今日の「喰いタン」でも、東山と森田が「これ、赤外線見えない人には馬鹿みたいですよね」って言ってたし。


でも今から慣れておけば、未来には間に合うかもしれない。携帯電話に、目立たないようなマイクとイヤホンを接続して普段使いすればOK。「この町 この人 変な人」のコーナーの始まりです。交差点の真ん中でいきなり目の前の人が「いいともー!」って言い出す感じ。良い練習になるに違いない。