時計仕掛けの愛媛ミカン
世の中にはどうにもならないこともある。
ジャンヌ・ダルクは祖国のために戦ったが、魔女と称された。
ガリレオ・ガリレイは地動説を信じてもらえなかった。
坂本龍馬は明治の日本を見ることなく息絶えた。
必死でやったのにも関わらず、その努力が報われない。
そんなことは多々あるのだ。
しかし、彼の人々は本当に無駄な時間を過ごしていたのだろうか。
いや、そうではない。
ジャンヌ・ダルクは民衆の英雄として称えられ、
ガリレオ・ガリレイは天文学の父と呼ばれ、
坂本龍馬は明治維新の立て役者として歴史に名を刻み。
皆、あるべきものを、あるべき形にすることを目指し、最後まで貫き通している。そこにあった結末がどうであろうと、その勇気ある行動を笑うことはできないだろう。
正しい方法で、正しい事をすれば、必ず結果はついてくるものなのだ。
だから俺は、3日前の俺と、2日前の俺と、昨日の俺に言ってやりたい。
家の玄関の鍵は逆回しです。