スウィング!スウィング!

とうとう見てしまいましたよ、SWING GIRLS!
単純におもしろかったっすー!変な癖とか無くて、ストレートに楽しめたっす!やっぱあれですね。ジャズの知識やら技術やらをやたらと誇示したりしない、ライトなカンジがよかったんですかね。んで、ストーリーも前述の通りこってりしたところが無く、テンポ良い感じ。まさにクラシックとジャズの違いはここにあるのでしょう。


クラシックという音楽はその時代の歴史を表すものが多く、歴史的知識があればそれもふまえて鑑賞することができる反面、予備知識がない人はなかなかよくわかりにくい。俺がそうだし。日本でのクラシックオーケストラが欧米でのそれに比べ盛んでない理由の一つとして、日本人が西洋の歴史になかなか明るくなりにくいこともあるんではないでしょうか。


それをいったら日本でのジャズはもっとマイナーなカンジがしてしまうんですが、まあジャズはその場でいきなり聴いてそのノリで楽しみを感じられる、まさにバーやパブなんかで流れる曲ですから、難しいこと考えなくて良いわけです。


で、この映画ですが。見終わるとテンションあがっちゃいますねー。相当。もうね、一人なのに「JAZZやるべ!」ってなっちゃいそう。やらないけど。ひさびさにピアノの楽譜とか引っ張り出したりね。しないけど。ぷって吹いちゃうトコもけっこうあったり。キャストもなかなかやりますな!


とりあえずブームを過ぎてかなりたってしまった感は否めないのですが、それでもとても楽しめました。ついでに、自分の母校の吹奏楽部がスペシャルサンクスみたいなトコにのってたので気にして見てたんですが、全然分かりませんでした。今度教育実習行くからその時訪ねてみようかと思います。




あ、一応簡単なストーリーのせときますね。見たくない人は反転しないで下さい。


時は20XX年、音楽業界は堕落していた。贈賄は絶えず、実力もない自称アーティストがのさばり、志ある若者は早々に摘まれてしまう。
「そんな先行き暗い日本はイカン!JAZZやるべ!」と立ち上がったのが我らが谷啓!さらに竹中直人阿部寛(個人的好みで)!本仮屋ユイカ(これも好みで)!そして葉加瀬太郎(変換一発で出た)!この五人が手を組み、腐りきった日本の音楽に鉄槌を下すのだ!ちなみに色は谷啓から順にレッド、イエロー、ブルー、ピンク、グリーンで!

行け行け太郎!がんばれ太郎!困った奴らをスウィングスィング!イヤな奴らをスウィングスウィング!うちの学長もスウィングスィング!うちの助教授もついでに5月2日だけスウィングスィング(休みにして欲しいから)!
他の四人は芸能活動で忙しいみたいです。

続きは「SWING GIRSL RELOADED!」をご覧じろ!